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私達の想い

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たかが鰹節、されど鰹節。
和の神髄、日本のだし文化。

「人は、食べるもので出来ている。」 
健康を左右する毎日の食事だからこそ、美味しくて安全なものを出来るだけ選びたい。 
その手助けをするのも鰹節屋の仕事です。おいしさと健康のバランス。

木村忠司|浜弥鰹節株式会社 代表取締役

大阪府茨木市在住。  1976.12.25生まれ
創業76年 浜弥鰹節会社 3代目 代表取締役。
2010年秋~のNHK連続テレビ小説「てっぱん」の浜勝鰹節のモデル店。 
家業を通して、次世代の「食」や「だし文化」の衰退を危惧し、2009年1月に「食育インストラクター」の資格取得。その後、食育の大切さ、健康、現状の食の問題等 分かりやすく伝え、体験し、実践してもらうことを念頭に「食育の大切さ、健康、鰹節の使い方」の講演活動をスタート。これまで教育機関、企業、一般消費者など1000回以上の講演会実施。メディアにも約50媒体出演。そして、鰹節の香りに特化したベンチャー企業、出汁や素材にこだわった和食店の経営など、次世代へ「和食」「だし文化」「健康」を守り・継承していく為に、様々な業態へチャレンジしている。

子どもが生まれてから変わった“仕事”観

不動産の営業マン時代に培った『すべては自己責任』

神戸にある流通科学大学卒業後、何が自分のしたい事かわからないまま、自分の強みを活かせそうな業界に飛び込んだのが
「建売販売の営業」でした。立ち居振る舞いや言葉遣いや自己管理の厳しさなど、お客様と接する一挙手一投足まで教えて頂いて
ビジネスマンとしての基礎をしっかり叩き込んで頂いた時間。
当時の社長が毎朝朝礼で言ってた言葉「すべては自己責任」 
だから、仕事も、健康も、人生も、人間関係も、チャレンジし続けるチカラが湧き続けます。
 

「朝から晩まで働くスーパーウーマン」の母親から受け継いだ「仕事の楽しみと責任感」。

まず、自分が率先して行動すること。 
そして、どんな状況においても「楽しむ」ことを心掛けています。 
 
何においても、物事は簡単に進むわけではありません。 
行動しないと結果は出ませんし、行動しても結果が伴わないこともあります。もちろん、ただ行動するのではなく、目的や目標を持って行動することで、おのずと結果が付いてくると考えています。また、自分が「こうしたい」「こう動いてもらいたい」と言葉で伝えることが難しい状況もあります。だからこそイメージを伝えるために行動します。 
 
そして、その行動の過程において「やらされている」ではなく、主体性、積極性を持ち当事者になることで、結果が出たときにより達成感を感じることができると考えています。一連の行動を「楽しむ」ことで、ドライブがかかり、ポジティブに物事をとらえることができ、より納得感の高い結果が得られると考えています。

三代目としての決意と覚悟。

今後の自社の成長と展望については、次世代を担う新しいマネジメントメンバーが生まれることを期待しています。
そのためには、現在のマネジメントメンバーが会社の理念、行動指針を理解した上で、各部署の戦略を推進しつつ、
新しいポジションの創出と「活きたマネジメント教育」が必要不可欠だと考えています。 
 
また、次世代の育成において「活きたマネジメント教育」の実践に加えて、自社内ITインフラの更なる整備と技術面での社員教育の醸成に携わっていきます。

本物の鰹節で世の中を変えたい

鰹節のチカラを世の中にもっと広めたい。

浜弥鰹節では、創業以来BtoBメインで、北新地をはじめとする大阪市内の飲食店を中心に、本当に美味しい出汁が取れる鰹節を卸しているんです。料理人の方は、その価値を理解して頂いているのですが、たまに経営者の方からNGが出るんです。 
 
なぜかというと、経営者の方いわく、簡易的な粉末出汁や液体出汁でも、もっと言うと化学調味料でもお客さんは味の違いはわからないからだと(笑) 
 
でも、ある意味、仕方がないんですね。出汁は、バイプレーヤーなんで... 
ただ、本当に良い鰹節からとった出汁は、本当に美味しいということを、ちゃんと伝えたいという思いで、10年前から講演会を始めたんです。 

1000回を超える講演活動の中で得た発見と人脈。

講演会では実際に出汁を引いたり、削ったり、食べたり、飲んだりと鰹節・出汁の旨味や香りなどを参加者の皆さんの五感で感じて頂くという地道な活動をしてきました。これまでに、1000回以上は講演してきています。 
 
その時、年齢を問わず、出汁のにおい、香りで、皆さん笑顔になるんです。 
そして、気づいたんです。 
鰹節の香りには、「人を笑顔にする力」があることを。 
 
それまでは鰹節の卸しを専門にしてきましたが、一般家庭でも「本物の素材」をより美味しく、より安全に味わって欲しいという想いから一般家庭用の無添加の出汁パック「しゅんでる・極」を開発し販売を始めたんです。 
 
その後、たまたま友人に、鰹節の香りで笑顔になるという話をしていたら、突然、「阪大の人、紹介しようか?」と。
内心「阪大?」と思いながらも、阪大ベンチャーを紹介してもらったのが、今後の大きなきっかけになるんです。

昨今、国内外のあらゆる食が身近になり、その反面、食に対する安全性・信頼性が大きく揺らぐ中で
「味わうことの」喜びが少しづつ減少しているように思います。 
 
私達、浜弥鰹節株式会社は、豊かで安全な食を今一度取り戻すことはもとより、

食を本当の意味で楽しめるきっかけをお客さまに提供するために、
味の基礎となる鰹節にこれからも情熱を注いで参ります。 
 
味の基礎から、味わう喜びへ。 
品質の追求に妥協はありません。 

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